6.陶芸徒然草 4月
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2000年の陶芸徒然草へ
8日(日)
今日は特別な日になった。かねてから予定していたチャリティー展示会への出品作品を持ってうつわやさんのDENさんに行った。金曜日の深夜に釉かけを終えて窯を点けはじめ焼成が終わったのが土曜日の夕方。それから自然冷却に移り今日の午前10時過ぎに100度Cを下まわり窯出しをした。棚板へのくっつき防止のアルミナを落とし1万カウントの記念賞品の釉薬をバケツから出して石膏ボード上に置いて乾かしてから袋詰め。急遽私の作った磁器のアクセサリーも用意した。2時間くらいで目的地に辿りつきdenさんにお会いした。ちょうど居合わせた月さんご夫婦に会い賞品の当選者のごっちさんに来ていただいて賞品をお渡しした。お店はかなり広くて素敵な器が並んでいた。ディスプレイも外装もセンスのある素敵なお店だった。このお店の店長のdendenさんと私のホームページによくお出でになるももちゃんさんにお会いできなかったのがちょっと残念だった。
15日(日)
今日は、たまたま群馬県の藤岡という所に行く用事があり、ネットで知り合った花弓さんの働く陶芸教室を訪ねる事が出来た。サクラは殆ど散っていたが山桜やしだれ桜はまだ花びらを残していた。天気も暑いくらいの日差しで、鯉のぼりも気持ちよさそうに泳いでいた。途中ふくろう陶房という所に立ち寄り連れが作品を購入した。ふくろうを中心とした可愛らしい器が特に目を惹いた。そしていよいよ花弓さんの働く土と火の里へ。ここは陶芸だけでなくガラスや染色も体験できる市営の施設だそうだ。花弓さんはスラッとした元気な女性だった。一応行くかもしれないことをお知らせしていたが気持ちよく応対していただいてしばし陶芸談義。こういうひとときが本当に至極の時である。いつまでも話していたかったがそうも行かず帰途についたのであった。4月19日より高崎のユーホールでお父上と個展を開かれるそうで有る。
21日(土)
北の丸公園にある科学技術館で初めて開かれた陶芸教室フェアに行った。雨模様で寒いのもあって人の入りはちょっと少なかったが私には有意義な時間だった。下の写真は陶次郎等でもお馴染みの瀬戸の陶芸家の寺田康雄さんの公開講座である。私はほんの数分聞いただけであったが判り易い教え方だった。聞いていたのは20人くらい。熱心な人は昨日から続けてきていたようだ。作品は紐作りで実際に徐々に作り上げながら講義が進められていった。寺田さんは非常に気さくで私も直接お話しすることができた。中京大学で実際に陶芸の講義をされているそうである。
展示されていた作品で特に目をひいたのは中学生の作った自由な発想の陶芸作品である。電球をくわえた魚(透かしになっている)なんて発想はなかなか出来ない。子供の発想は自由でストレート。陶芸材料を扱う会社も出品していて信楽の丸二陶料やネット販売もしている大蔵商事、セラミックアート等。奇麗な釉薬が有ったので購入した。その釉薬の開発者も居ていろいろ話が出来た。
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