1.釉薬、粘土研究所(6/7)
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2000年7月3日窯出し。1220度C練らし30分。酸化焼成。土は、右は、磁器土のみ。左と中は、磁器土と京都白土。左、中、右と同じ位置が同じ釉薬となっています。
釉の解説です。色付きは、京都白土、その他は、磁器土を使用。
橙マット フジ マロン 緑そば
トルコブルー 緑条痕 青萩 そば
パールラスター 黄金窯変 灰釉うすみどり 空色 青リンゴ
ライラック(自家調合) 4号紫マット 伊羅保 銀鼠マット 明日香
鉄赤 金結晶 ルリ唐津 鶉マット 油滴天目
200年9月17日窯出し。1220度13時間半。練らし無し。酸化焼成。有田磁器土(並)
<透明釉の比較>

上段左から4号石灰釉、3号石灰釉、1号石灰釉、石灰釉、益子の並白釉。
下段左から透明釉(新柳北信)、天然土灰釉、土灰4号(貫入)釉、唐津釉(福島釉薬)、唐津釉(滋賀タイル)。

糠白 緑結晶釉 若草伊賀
青リンゴ 透明釉+ライラック(顔料) トルコブルー 四号紫マット
桃結晶釉 青乳白釉 糠白釉+陶試紅 浅水青磁
左は合成灰のなまこ釉、右は天然灰のなまこ釉。結構違います。------->

雑誌で見た砂型を使った鋳込みに挑戦しました。砂は、大谷津砂を使用しました。この砂は、多少粘土を含み湿り気が有りましたので、このまま使いました。
朱泥土が粘土に弁柄を混ぜるというのをヒントに粘土に酸化銅を混ぜました。微かに緑の焼き上がり。釉は透明釉。
型に泥しょう状の半磁器土を流し込み。 半日ほど置いてからイッチンで中心部の泥しょうを吸い取り。
裏底を除いて透明釉を掛けました。砂にふれていた部分は、砂を完全に落とさずに焼成しました。
砂の湿り気がなかなか引かず粘土がなかなか乾かないので、イッチンで吸い取ってからは、天日で乾かしました。粘土は、むしろ荒い方が乾き易いかもしれません。また、皿のような縦壁のないもののほうが上手くいくのかもしれません。肉厚を調整するのは殊のほか難しいようです。
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